7月はほとんど雨か曇りで、晴れた日は1週間もなかったような気がします。
熊本県もようやく梅雨明けし、太陽の光がとても嬉しいです。
ですが梅雨明けした途端、猛暑の日々で辛いですね。
ヨーロッパ地方では40℃を観測してるみたいで、その暑さが来週日本にも来るとかでどうなる事か心配です。
原農場では自然栽培の大豆の種まきを、7月中旬に長雨の合間になんとか行えました。
例年では7月上旬、田植えが終わった後直ぐに行っておりましたが、畑が乾く暇がない程、ずっと雨が降り続いておりましたので無事に種まきを終えれて安心しています。
3日〜4日で芽が出てきます。
地面から出てくる様子は毎年ワクワクします。
小さくて可愛いです。
今年はハトに食べられる事もなく、綺麗に芽が出てくれました。
現在は20cm程に成長しています。
草が生えるのを防ぐために大豆の間を培土(ばいど)する作業を行いました。
そして、稲の方はというと順調に育ってます。
…と言いたいところなのですが、長すぎる梅雨で完全に日照不足です。
分けつ(ぶんけつ)といって株が分かれてどんどん増えていく過程が十分に行われておらず、茎数が少ないです。
稲には有効分けつ期というものがあり、その時期に分けつしたものが収穫時に関係してきます。
それ以降は無効分けつ期といって、いくら株が増えても関係がありません。
ですので今年も収量が少なくなるかもしれませんね。
それから、毎年梅雨前線に乗ってやってくる厄介者。稲の天敵「ウンカ」が今年は大量に飛来して来ているそうです。
去年の10倍という話も聞きました。
あれだけ長い梅雨でしたから沢山飛んできているのも納得です。
原農場で生活しているクモやカエルさん達に沢山食べてもらう事を期待しています!
ジャンボタニシが多くない田んぼでは「ナガボノウルシ」という雑草が生え始めました。
除草機で除草しています。
稲の株と株の間は機械では取れないので、そこは手で除草します。
毎日暑いのでなかなか作業が進みませんが…。
切っても水面に浮いてそこから根を伸ばして生き延びるので、物凄い生命力です。
明日からも、熱中症にならないように気を付けながら作業を続けます!