「安全なものをつくりたい」
その思いから始めた、
無農薬・無化学肥料栽培

無肥料栽培では収量が著しく減少する「麦」

麦は米に比べて肥料の施用効果が極めて高く、無肥料栽培では収量が著しく減収します。
原農場では、自家産のお米を精米したときに出る米ぬかや、原料が遺伝子組み換えではなく、製造時などに添加物も使用していない、有機JASで使用を認証されている菜種油の搾かすを使用しております。堆肥は使用していません。慣行栽培に比べて収量は約半分ほど減収します。肥料を入れていても収量は低いです。草丈が伸びず、コンバイン(収穫する機械)で刈り取れない圃場もあります。

「安全なものをつくりたい」
それだけの思いで頑張っています。

除草作業は管理機など機械で行っております。作業した後は綺麗に草も生えてないのですが、麦が大きく成長してくると、機械が入らなくなるのでその時期からの草はどうしようもありません。
草の発生が多いほ場は収穫できない事もあります。
また、カラスノエンドウという草があるのですが、その草は実が麦と同じ大きさで選別機を通しても混じってしまう事があります。
色彩選別機を導入しているのでほとんど取り除く事ができますが、それでも混じっている事があるので、最後は手作業で取り除いております。収量も低く、栽培も収穫も大変ですが、「安全なものをつくりたい」それだけの思いで頑張っています。
今後は更なる栽培技術の向上を目指し、ゆくゆくは有機肥料も使わない自然栽培を行いたいと考えております。
無農薬ですので、皮までまるごと安心して食べていただけます。

有機肥料も使わない
「自然栽培の麦」実現のために。
これからも私たちは
愛情を込めた麦作りを行います。