本日は、昨日収穫して乾燥させた籾(もみ)を玄米にして紙袋に詰める、「籾摺り(もみすり)」という作業を行いました。
乾燥機→粗選機→籾摺り機→石抜き機→ふるい機→色彩選別機→袋詰め
といった工程で作業を行います。
まず、粗選機でワラくずや木くずなどを取り除き、籾摺り機で籾の殻を剥いで玄米にします。
その後混ざっている石を弾き出し、ふるい機で粒の大きさを揃えます。
ふるい機に残った粒の大きいお米を、色彩選別機に掛けて、米以外の異物や汚れ、色が汚い物などを除去します。
そして残ったお米が、ようやくお客様にお届けできるお米になります。
↑籾摺り機で殻を剥いだ玄米です。
ここでは籾(もみ)が剥げきれなかった物が右側に集まり、また殻を剥ぐ所まで戻ります。
綺麗に剥げたお米は左側に集まるようになっています。
↑これは色彩選別機です。
光を当てて光の透過具合などを見て、綺麗じゃないお米や異物を除去します。
↑今年のお米の出来ですが、収量は少なく外観もあまり良くありませんでした。
お米の粒が白くなっているのが分かりますか?
通称シラタという未熟米で、
腹白(はらじろ)、乳白(にゅうはく)などと呼んだりします。
デンプンの蓄積が不十分で空気が入る事で、白く見える現象です。
見た目は良くありませんが、味は例年通り美味しいので安心して下さい!!笑
8月下旬の出穂時期の長雨と、9月に熱帯夜が多かったのが原因ですね。
こればっかりはどうしようもありません。
籾摺りが終わったら、また稲刈りを行いました!
明日も籾摺りと稲刈りです!
ようやく新米お届けできます!!!