台風が過ぎた後は気温が30℃前後でとても過ごしやすくなっております。
あれだけ暑い日が続いていたので、もはや涼しく感じてしまいます。
最近は3回目の大豆の中耕を行いました。
中耕(ちゅうこう)とは株間の除草作業の事です。
草丈も40㎝程に成長しました。
大豆の花もそろそろ咲きそうです。
分かりにくいですが、ピンクの花びらが見えています。
ここで皆さんに問題です。
下の写真の中に雑草が混じっています。
どれか分かりますか?
正解はこちらです。
写真中央より少し左にあるのが雑草でした。
大豆の葉とソックリなのです。
「シロザ」、「アカザ」と呼ばれる雑草です。
今は大豆と同じぐらいの高さですが、1m以上成長します。
中耕作業しながら、大豆に紛れている雑草を取り除きます。
大豆は11月に自分で葉を落とし、実だけになります。
収穫の時に草が生えていると、機械で一緒に刈り取ってしまい、草の汁で大豆が汚れてしまいます。
そして本日はスズメ脅しを取り付けました。
キラキラのテープを田んぼの周りに張る事で、周りに集まるスズメを寄せ付けない効果があります。
ですが、スズメも頭が良いので慣れてくると意味がなくなります(笑)
この田んぼは、田植えのイベントでお客様に植えてもらった田んぼです。
田植えが1ヶ月早いので周りを見ても、稲穂が出てるのはこの田んぼだけなので、スズメが集まりやすくなっています。
下の写真はすでにスズメに食べられてしまっている稲穂です。
この田んぼの他にも、黒米を植えている田んぼにもこのテープを貼りました。
黒米は早生(わせ)と呼ばれる、成長が早い品種で、同じ時期に植えたお米より稲穂が出るのが早くなっています。
黒米の稲穂は穂先が少し黒くなっています。
テープを張る作業をしていると、
何やら小さな音が聞こえてきました。
ミツバチが開花した稲の花の蜜を集めにきていました。
ミツバチの足には花粉だんごができていますね。
原農場では農薬を使っていないので、虫達が集まってきます。
稲の花の蜜ってどんな味がするんでしょう。
稲の花のハチミツ食べてみたいです。