5月は心地良い風が吹き、作業がしやすい季節です。
昨日から、麦畑の中に生えている「カラスノエンドウ」という草を取っています。
この草は豆科の植物で、名前の通りエンドウ豆のような実を付けます。
ですが、この実が麦と同じぐらいの大きさなので、収穫した後一緒に混ざってしまうので厄介なのです。
左が裸麦(イチバンボシ)、右がカラスノエンドウ
色彩選別機があるので取り除いてはくれますが、100%ではないので、どうしても混ざってしまいます。
「押麦」や「まる麦」、「もち麦」に入っている黒い丸い種みたいな物はカラスノエンドウです。ご迷惑お掛けしております。
袋詰めする際に手作業で選別して混ざらないようにしていますが、とても時間が掛かるので、少しでも収穫の時に混ざらないようにするために、この時期草取りをするのです。
余談ですが、このカラスノエンドウ、ヨーロッパではメジャーな薬として使用されているそうです。
インターネットで調べてみると
⚫︎血行をよくする
⚫︎むくみ解消
⚫︎解熱
⚫︎内臓の働きを高める
などの働きがあるそうです!
カラスノエンドウ入り押麦 … ありかもしれませんね。笑
地道な作業です。
麦の穂が手に刺さって痛いです。
また明日も頑張ります。