麦の管理

1月〜3月は麦の管理を行っております。

11月〜12月に種を蒔いた麦は、10日前後で芽を出し、その後厳しい寒さで生育はゆっくりと進みました。

写真は1月中旬の麦の様子です。写真奥には、大量の渡りガラスがいます。

↓1月、雑草が生え始めてきたので、中耕(ちゅうこう)作業を行いました。

麦と麦の間をスキで土寄せして草を抑えます。

麦に土が被りすぎないように機械の深さを調整します。

ハンドル操作も気をつけながら、後ろの深さも気にしながら、結構神経を使います。

小さい草が取れています!

作業完了しました!

この後まとまった雨が降ったのですが、

通路に雨水が溜まっていますが、これは

麦は湿害に遭いやすい作物ですので、排水対策として雨水が通路だけに溜まるように機械で溝を作っているからです。

1月25日、全国に最強クラスの寒波が押し寄せ、各地で被害が出ました。

原農場がある熊本県菊池市では5センチ程積もる程度でした。

日影になっている所は夕方まで雪が残っておりました。

1月、2月は周期的に雨が降り、なかなか外の仕事が捗りませんでした。

雨が降った日から最低2日は開けて土が乾いてから作業をするようにしています。

土が乾いていない状態で入ると、機械がぬかってしまうだけでなく地面を踏み固めてしまい、排水が悪くなってしまいます。

中耕作業と並行して、「麦踏み」も行っています。

霜などの被害を抑えるだけでなく、葉に刺激を与えることで根の張りを良くし、分けつ(ぶんけつ)と言って新しい芽の成長を促す効果があるとされています。

1月〜3月の間に2回〜3回行います。

今年は1月2月が天気が悪く、なかなか麦畑に入ることができなかったので、麦踏みは2回しかできなさそうです。

2月中旬、裸麦より少し遅れて小麦も草丈15センチ程に成長しました。

↑作業前

↓作業後

↑同時期3月上旬の裸麦の様子。

小麦と比べて茎数も多く生育も旺盛です。

1月〜2月の天候不順で1回目の中耕に時間がかかった為、全てのほ場の1回目の中耕作業後、すぐに2回目の中耕作業に入りました。

天気も良く、日中は少し汗ばむ日が出てきました。

畑の土もよく乾いて作業がしやすいです。

今の所、綺麗に雑草も抑えられているようです。

3月9日時点で、2回目の中耕作業が終わったほ場はちょうど半分でしょうか。

残り半分も頑張ります。

熊本県の桜の開花予想が出ました。

3月19日だそうです。

平年が3月22日とのことで、少し早い開花となりそうです。

これだけ暖かい日が続いているので納得ですね。

菊池神社の桜が毎年綺麗に咲くので、花見が楽しみです。

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