麦の種まきが始まりました。

 

先日の雨から季節が進み、一気に寒くなってまいりました。

 

先週までは日中は日差しが有ればポカポカと、とても過ごし易い日が続いていましたので、残念ですね。

 

季節の変わり目、体調を崩さないようにしたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、10月稲刈りが終わり、籾摺り(もみすり)を行い、お米の作業がひと段落いたしました。

 

10月22日、大豆畑の様子です。

 

 

葉っぱが黄色く色づいていますが、葉っぱがたくさん残っています。

 

 

 

11月2日。

 

随分と葉っぱが落ちてきました。

 

 

大豆自体も大分熟れてきて、先の方が弾けている大豆もチラホラ出てきました。

 

葉っぱがまだ残っている大豆もあり、このまま収穫すると、葉っぱの汁で大豆が汚れてしまいます。

 

ですので2列ずつ、歩きながら鎌で葉っぱを落としていきます。

 

数日掛かって1ha(ヘクタール)の大豆畑を終わりました。

↓  下の畑は約30a(アール)です。100aが1haになります。

 

 

 

これでも大豆を作付けしている面積の半分で、まだ残り1haの大豆畑があります…。

 

前かがみの姿勢が続くので腰が痛いです…。

 

残りの、葉っぱが残っている大豆は後回しにして、先に葉っぱを落とした1haの大豆から収穫いたしました!

 

 

 

 

まずまずの収穫です。

 

10aあたり180kg程でしょうか。

平年並みの様です。

 

選別してみないと分かりませんが、粒がまん丸で綺麗な大豆が多そうです!

 

 

残り1haの大豆を収穫してから、乾燥、選別、検査を受けますので、12月下旬〜1月上旬頃より新大豆の出荷が出来る様になると思います。

 

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

稲刈りが終わり、刈り取った後の田んぼを今度は麦を植える準備を行います。

 

まずガチガチに固まった土を砕いて深部に溝を掘り、排水を良くするため「ダンガン」と呼ぶ作業を行います。

 

通常1本から2本の、先が鋭くなっている鋤(すき)をトラクターで引っ張り、田んぼに溝を掘っていきます。

 

次に土を耕すのですが、通常のロータリーと呼ばれるトラクターの機械で耕耘(こううん)する作業では時間がかかる為、カルチというトラクターに付ける機械で荒く耕起作業を行います。

 

 

荒く耕起する事で、スピードも上げられ、作業時間の短縮が行えます。

また、荒く耕起するので雨が降った後でも乾きやすく次の作業が行いやすいというメリットもあります。

 

以前は、通常のロータリーと呼ばれるトラクターに付ける機械で耕耘していましたが、固い地面を耕すのでロータリーの爪がすり減って消費も激しくなっていましたが、1回耕耘作業が無くなった為、爪の消費も抑える事が出来ました。

 

 

 

 

 

 

荒耕起が終わり、菜種油の搾りかすを肥料として散布します。

 

原農場では、有機JAS適合の菜種油の搾りかすのみを肥料として使用しております。

 

肥料を使用していても、収穫量は堆肥や化学肥料を使用する栽培方法より数割少なくなってしまいます。

 

しかし、原農場の目指す将来像として、この有機肥料も使用しない自然栽培の麦作りを目指しています。

只今試験的に実践中です!

 

自然栽培の麦のデータを集めて、全ての麦を自然栽培で育てる事ができる日をとても楽しみにしています。

 

究極の麦…

 

いつか完成させたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

その後ロータリーと呼ばれるトラクターに付ける機械で耕耘(こううん)して、麦の種まきの準備が整いました!

 

11月20日より、裸麦のイチバンボシという品種から種まきを始めました!

 

ダイシモチ

チクゴイズミ

シロガネコムギ

ミナミノカオリ

 

5種類の品種の種を12月上旬頃までには蒔き終わる予定です!

頑張ります!

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