原農場がある熊本県では、8月11日より雨が降り始め、8月12にちには1日中土砂降りの雨が降りました。
幸い原農場は被害がありませんでした。
予報では1週間以上雨が続くと言われ、まさに梅雨のような天気となっております。
7月13日に梅雨明けし、その後は雨が恋しくなるぐらい晴天が続いていたのですが、今度は雨の日が続いています。
近年の天気は極端過ぎますね。
これも地球温暖化の影響でしょうか。
ちょうどいいぐらいの雨がたまに降ってくれると助かるのですが…
7月の梅雨明け以降、晴天に恵まれ、逆に恵まれ過ぎて猛暑日が続き、とても厳しい暑さが続きました!
人間にはちょっと辛かったですが、お日様が大好きな稲はどんどんと成長し、今年は豊作が期待されています!
田植え直後は4本足らずだった稲も、7月下旬〜8月上旬には20数本にまで分げつしていました。
田植え後約1ヶ月の期間は「有効分げつ期」と言われ、その間に増えた茎が最終的に収穫する時の穂数となります。
その20数本の茎に稲の赤ちゃんである「幼穂(ようすい)」が作られます。
「有効分げつ期」以降は「無効分げつ期」と呼ばれ、それ以降増えた茎は枯れるなどして収穫時期には無くなります。
この有効分げつ期が終わる頃に稲の生育を抑える為、「中干し(なかぼし)」と呼ばれる水を止める作業を行います。
田んぼに入れる水を止め、田んぼを一旦干して干上がらせる管理です。
水を入れないと枯れてしまいそうと思いますが、根がしっかり張ってますのでそう簡単には枯れません!
また、中干しにより、根の成長を抑制する地中に溜まったガスを排出させたり、根に酸素を与えて健全な根を育成する狙いもあります。
この時期から、稲の根の張り方も下に伸ばしていくのから、横に根を広げていくようになると言われています。
少し地面にヒビが入るぐらい干しましたら中干しの終了です!
田んぼに水を入れ始めます!
中干し後は、根を大事に育てなくてはいけないので水の入れっぱなしは厳禁です!
穂が出る前まで間断灌水(かんだんかんすい)と呼ばれる水管理を行います。
その名の通り、水を入れたり入れなかったりする水管理になります。
しかし今年は中干し後、この雨でしかも1週間以上雨予報が続いてますので、水を断つに断てない状態です…。
日光不足も心配されます。
この雨予報が出る前に、大豆の3回目の中耕を行いました!
今のところ順調に成長しております!
この長雨がのちのち影響してきそうで心配です。
お米も大豆も無事に収穫できる事を願っています!