残りの強力種の小麦ミナミノカオリの収穫も無事に終わり、原農場全ての麦刈り終わりました!
今年は14ha(ヘクタール)の栽培面積でした。
5月に早すぎる梅雨入りした時は麦刈り出来るのかとても心配しました。
序盤雨が多くてなかなか刈り取りが出来ませんでしたが、後半晴れの日も続いたため、なんとか収穫を終えることができました。
収穫のタイミングを逃した農家さんは、穂発芽(ほはつが)といって、畑に植っている状態のまま、実から芽がでるという現象がおこったみたいです。
こうなると収穫しても売り物になりません。
原因は、実が熟れていくと種としての能力を持つようになり、その状態で長い間雨や湿度が高い日が続くことによって種が芽を出す条件が揃い収穫する前の状態にも関わらず芽が出てしまうという現象が起こってしまいます。
今年は5月の中旬が長い雨であったため、ちょうどその頃収穫を迎える大麦を栽培している農家さんが被害にあわれたみたいです。
原農場の大麦系の裸麦(イチバンボシ、ダイシモチ)は大丈夫でした。
あのまま雨が降り続いていたら、麦が全滅してしまっていたかもしれませんので、本当に無事収穫出来たことに感謝です。
麦の収穫が終わりましたので、収穫機(コンバイン)の掃除を行いました。
麦一粒も残さないぐらいの気持ちで隅々まで掃除し、埃でかなり汚れていたので濡れ雑巾で綺麗に拭きあげました。
コンバイン2台ピカピカに掃除しました。
掃除のついでにVベルトにヒビが入ってないか、ベアリングにガタがきてないかなど確認致しました。
1台のコンバインのベアリングに異常がありそうでしたので、点検に出します。
1年に2回、米と麦の収穫の間しか使わないので、その作業の時に使えなかったら大変です。
ですので毎回次回の為にメンテナンスを行なっております。
次は10月の稲刈りまでしばしお休みです!
麦刈りが終わったので今度は残りの乾燥、調整作業を行います。
全体の3分の1ほどでしょうか。
今年はかなりの豊作です。
中力種の小麦チクゴイズミの原農場の平均の収穫量は1反(10a(アール))あたり3俵なのですが、今年は5.5俵もありました!
ですので予定していた量の倍の収穫量がありました!
昨年は1.9俵しか採れませんでしたので、天気次第でこんなにも違うのかと驚きます。
今年の麦の全品種の総収穫量は約43tにもなりました!
麦の調整作業も終わりましたので、乾燥機やその他機械類も掃除を行いました。
麦があちこちに散らばり、埃でゴミだらけになってましたので、綺麗になってスッキリしました!
乾燥機ともみすり機のVベルトがひび割れてましたので次回までに交換が必要です!
麦の調整作業が終わりましたので、今度は麦の農産物検査を受けます!
検査を受けることで熊本県産◯◯と謳えるようになります。
品質の格付けも行われますが、形が綺麗だから味が良いとは思いませんので、そこまで1等に原農場ではこだわりません。
農産物検査も無事終わりましたので、ようやく出荷可能となりました。
大変長らくお待たせいたしました!!
小麦粉「中力粉」、「全粒粉中力」、「強力粉」、「全粒粉強力」に加え、数量限定で「薄力粉」も販売致します!
6月5日本日より、ご注文の受付を開始致します。
品種はそれぞれ、
「中力粉」、「全粒粉中力」がチクゴイズミ
「強力粉」、「全粒粉強力」がミナミノカオリ
「薄力粉」がシロガネコムギ
になります。
昨年麦の不作で早々と在庫がなくなってしまい皆さまには大変ご迷惑をおかけ致しました。
すっからかんだった麦用の保管冷蔵庫がお陰様でパンパンになりました!
沢山の御注文お待ちしております。
ショッピングページは現在パッケージの総リニューアル中でございまいて、そちらの準備が整い次第公開致しますので、もうしばらくお待ち下さいませ。
ご迷惑をお掛け致しますが、御注文はお問い合わせ、電話、FAX、メールよりお願い致します。
引き続き原農場を宜しくお願い致します。