種まき始まりました。

 

あれから熊本県北部も梅雨入りし、グズついた天気が続いております。

 

本日20日は朝から大粒の雨が降り、降水量が200ミリを超えた所もありました。

 

梅雨入りする前日、貴重な晴れ間を利用し、もち麦の収穫を行いました!

 

草が生えないように冬場中耕作業しておりましたが、草が生えてしまいました。

 

もち麦の生育も少し悪かったです。

 

 

 

仕方ないので収穫できる所だけ収穫しました!

 

草が混じっていたせいで水分が高くなり収穫機が詰まり、中身を出すのが大変でした…。

 

こちらは、詰まる前の写真です。笑

 

 

もち麦の収穫が無事終わったので、また機械の掃除をします。

 

 

熟れるのが早い裸麦(イチバンボシ、もち麦)が終わったので、次は小麦の収穫です!

 

この時の小麦の熟れ具合いはもう少しでしたので、梅雨の晴れ間に刈れば丁度良さそうです!

 

混ざらないように掃除しました!

 

 

 

 

 

 

 

そのあとは、お米の種まきに使用する種の準備をしました。

 

まず、卵が浮くぐらいの塩水を準備して、それに前回ブログで書いた籾種(もみだね)を入れていきます。

 

 

比重の軽い籾が浮き、重いものが下に沈みます。

 

軽いものを網ですくい、沈んだものを種として使用します!

 

それを今度は60度のお湯に入れ、温湯消毒を行いました。

 

 

温湯消毒する事で、お米の病気の原因菌をやっつけます!

 

農薬使わなくてもお湯で出来るからすごいですよね!

 

人間は暑すぎて入れません!笑

 

 

 

 

その後素早く流水で冷やし、水が入った桶に入れて発芽の準備を致します。

 

この日は大雨が降り、地面に水が溜まってます。

 

 

水を変えながら約2日程で種籾がハトムネと呼ばれる、ふっくら膨らんだ状態にしていきます。

 

その状態にしたら、水から揚げこれ以上芽が出ないように脱水して乾かします。

 

 

 

 

 

 

 

 

種籾の準備できましたので、ようやく種まきに入ります!

 

今年は3600枚の苗箱に種をまきます!

 

 

 

前回のブログで書いたフレコンバックに入れた土をリフトを使って入れていきます。

 

数年前までは全て人の手で土を入れていたので、かなりの省力化になりました!

 

 

 

全自動で、床土を入れ、種をまき、覆土をして土を被せてくれます。

 

今日は種まき2日目で3200枚終わりました!

 

明日は、赤米、黒米、緑米の種を蒔きます。

 

品種が変わる毎に掃除して混ざらないようにするので時間が掛かります。

 

天気が心配でしたが、無事明日には種まき終わりそうです!

 

元気な苗が育ちますように!

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