朝晩がすっかり寒くなり、確実に冬に近づいていますね。
原農場では、荒く耕していた田んぼを綺麗に耕し、あとは麦を撒くだけとなりました。
来週より種を撒く予定です!
そして、大豆の収穫前に、大豆の葉っぱを落とす作業をしました。
少し分かりづらいと思いますが、葉っぱが残っているので、鎌で1本1本切っていきます。
大豆は実ができたあと、自分で葉っぱを枯らし、茎と実だけになります。
ですが、途中でカメムシなどに悪さをされると、いつまでも葉っぱが落ちず、青々としている大豆になってしまいます。
そういった大豆が残っていると、収穫の時に葉っぱの汁で実が汚れてしまうので落とす必要があります。
大豆の葉っぱを落とそうと畑にいってみると、何やら音が聞こえてきました。
「パチッ、パチッ」
まるで焚き火をしているかのような音です。
何の音かというと、大豆が弾けている音でした。
大豆は熟れてくると、さやが割れて実を飛ばします。
結構勢いよく飛んでくるのでビックリします。
これは子孫を残す為の現象でしょうね。
凄いです!
…って感動している場合ではありません!
見渡すと結構実が弾けて下に落ちています。
「これは急いで収穫しなくては!」
毎年11月下旬に収穫するのですが、今年は10月でも20度以上の暖かい日が続いたので熟れるのが早まったのだと思います。
急遽、収穫する事にしました!
今年も去年と変わらないぐらいの収量となりました。
外観もまぁまぁ良いです。
これから乾燥させて、選別機で大粒、中粒、小粒と分けたあと、手作業で汚い大豆を弾き出します。
ですので、新大豆をお届けできるのは12月中旬頃になるかと思います。
首を長くしてお待ち下さい。