台風18号が九州からそれて大陸の方へ行ってくれたので、その後の倒伏の被害は免れました。
台風が去った後は涼しい風が入り、朝晩ヒンヤリするようになりました。
稲もすっかり色付いてきて、収穫も目前にしています。
出穂してから、毎日の平均気温の積算が950℃〜1050℃が、ヒノヒカリの刈り取り適期とされています。
原農場でもそろそろ稲の収穫を始めます。
今年は米の天敵のウンカが大量に飛んできている年で、原農場がある菊池市七城町でも、あちこちで坪枯れと呼ばれるウンカの被害が発生しています。
幸い原農場では収穫前に枯らされる被害は出ませんでした。
農薬で防除をしている農家さんの田んぼはウンカの被害で枯れて、農薬を使っていない原農場の田んぼは被害が出ていないのは不思議ですよね。
ウンカは米農家の天敵だ!
と農薬を使うと、ウンカも死にますがそれ以外の何の害も与えない虫たちも死んでしまいます。
原農場ではウンカを食べてくれる、トンボや蜘蛛やカエルなどが沢山いるから被害を抑えられるのだと思います。
虫たちの共存が大事ですね。
最近は収穫前に田んぼの草切りをしています。
あぜに生えている彼岸花を切らないように切るので少し大変です。
もう少しで新米をお届けできます。