大変遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
年末年始は久しぶりにゆっくり過ごして元気を蓄える事ができました。
年が明けるとあっという間に仕事が始まり、サーバーの移管作業などもあり新年の挨拶が遅れてしまいました。申し訳ございません。
さて、1月に入り麦の管理作業が始まりました。
↑管理機に麦ふみ用のローラーを付けて麦ふみを行いました。
負荷を与える事で、エチレンというホルモンが分泌され成長を促します。
強い茎を作り、徒長を抑制して風で倒れるのも防いでくれます。
↑麦ふみ後、雑草が生え始めてきましたので、中耕(ちゅうこう)作業をおこないました。
鋤(スキ)のようなものが付いており、土を株元に寄せることで、雑草を抑えつける効果があります。
↑ こちらは作業後です。
綺麗に株元に土を寄せられました。
↑ 作業終了です!
この頃、連日日中の気温が10度を下回っていましたので、キャビンが付いていない小さいトラクターでしたのでとても寒かったです。
そのせいで足が霜焼けになってしまいました!
そういえば今年も厄介な来客者がいました。
それは鴨です!
昨年芽が出たすぐの麦を食べられる被害がありましたが、今年もやってきました。
↑ 分かりづらいですが、畑の中央が薄くなってまだらになっているのが鴨に食べられた所です。
慌ててビニールで鳥避けを作り、畑に立てました。
↑ こちらは被害のなかった通常の麦です。
↑ このように先端が全て食べられてしまっています。
鳥避けをしてからは、鴨が来る事はなくなりました。
近くに慣行栽培で麦作りをされている畑もあったのですが、被害にあったのはうちの畑だけでした。
きっと昨年食べて美味しかったのを覚えていたのでしょう。
それか食べても安全だ、と本能で選んだのかもしれませんね。
今年はもう一つ問題が発生しています。
もち麦の生育が良くありません。
↑ 鴨被害にあった麦と同じ時期に蒔いたのですが、2月上旬でまだポヤポヤっとしか生えておりません…。
原因を調査中ですが、はっきりとした要因が分からず困っています。
通常なら、↓のような写真のように育っているはずです。
下の写真は鴨に食べられた畑で、食べられた所は未だに薄くなっています…。
鴨に食べられた所もですが、もち麦も
春に暖かくなってから生育が追いつくか心配です。
無事に収穫出来る事を祈っています。
最後になりますが、今年一年も原農場を宜しくお願い致します。
皆さまにとって素晴らしい1年になる事をお祈り致します。