小麦の収穫が終わり、沢山の小麦粉の御注文を頂いております。
嬉しい限りです。ありがとうございます。
只今ご注文に生産が追い付かず少々お待たせしております。ご迷惑お掛け致します。
さて、麦刈りが終わりましたので、次は田植えに向けての準備が目白押しです。
苗床に被せておりました白い不織布のシートを剥ぎました。
これは保温効果で苗の生育を促す効果と、種蒔き直後は風や雨で種が弾き出されたり、鳥などに種を食べられたりするのでそれを防いでくれる効果もあります。
種蒔き後雨が多かったのですが苗の生育は良好でした。
シートを剥がすまでは綺麗に生えているか分かりませんのでシートを剥ぐときは内心ドキドキです。
2箇所の苗床全て綺麗に芽が出ていてホッとしました。
その後は麦収穫後の畑を耕耘(こううん)と言ってトラクターのロータリーと呼ばれる機械で耕しました。
トラクターの音を聞いて、アマサギやアオサギが何処からともなく集まってきます。
ツバメも低空飛行で虫を捕まえておりました。
終日トラクターに乗っていると仕事が終わってからも体が揺れているような感覚がします(笑
船に乗った後のような感覚ですね!
連日2台のトラクターで耕耘し、約6日で14ha(ヘクタール)無事終わりました!
耕耘作業と並行して畦(あぜ)の草切り作業も行いました。
雨が多いので雑草達は元気が良く、成長が早いです(汗)
草切りは機械と言えど地形に合わせて刈らないといけないので結構時間がかかります。
約2週間で全ての草切り終わりました!
毎日黙々と作業を行なっていたので草切りの写真は撮り忘れてしまいました!(笑)
草切りが終わりましたので次は畦塗り(あぜぬり)という作業を行いました。
田んぼの周りの境界線の部分を畦(あぜ)と呼ぶのですが、そこを土で固めていく作業です。
トラクターの後ろに畦塗りの機械をセットして行います。
田植えの時は水を張りますので水が漏れないようにする効果があります。
畦にはモグラが居る場合がありモグラの穴が空いているとそこから水が漏れ、酷い場合は畦が崩れる事があります。
ですので下の田んぼとの高低差がある所を中心に作業を行いました。
↑写真じゃ分かり辛いですが高低差が3m程あります。
また、畦塗りはその名の通り土を塗っていく作業になるので土の水分量がとても大事です。
雨がしっかり降った次の日がベストです!
無事畦塗りが終わりました。
↑ こちらは白い保護シートを剥いでから2週間経った苗床の様子です。
草丈も18cm程に伸びました。
↑ そしていよいよ田んぼに水を張り、代掻き(しろかき)という作業が始まりました。
代掻きの中にも最初の1回目を「荒代(あらしろ)」と呼び、仕上げの代掻きを「植代(うえしろ)」と呼んだりします。
上の写真は荒代をしたところです。
まだ土と麦わらが出てるのが荒代の状態です。
植代をした写真はまた後日UPいたします!
毎日目まぐるしい日が続いており、気付けば5月中旬の麦刈りから何連勤になってるのでしょうか(笑)
1年で一番忙しい時期なので仕方がないと割り切っておりますが、田植えが終わるまでの間体調を崩さないようにしたいものです。
今週末、6月26日(土)から田植えを始める予定です!
家族総出で頑張ります!応援宜しくお願いします(^^)