三寒四温

 

寒い日と暖かい日が交互にやってきて、段々春が近づいてきてますね。

熊本県では桜の開花予想が3月16日という報道がありました。

例年より一週間ぐらい早いんじゃないでしょうか。

こんなに早いと4月を迎える前に散ってしまいそうで心配ですね…。

 

 

 

 

 

原農場の最近の作業は、麦ふみと中耕のそれぞれ2回目を行いました。

 

管理機に専用のローラーを取り付けた麦ふみ専用のマシンです!

この作業は、作業というより乗り物を運転している感覚なので楽しいです!

ただ、乾燥しているので埃が舞って全身真っ白になります…。

 

麦ふみは徒長を抑えたり、根の張りを良くしたり、分げつさせて新しい芽を出させたり良い事尽くめです。

ですが、ある程度成長すると、かえって成長を阻害してしまうので麦ふみはあと1回出来るか出来ないか、ですかね。

 

 

 

 

 

 

麦ふみが終わると、次は2回目の中耕(ちゅうこう)を行いました。

 

 

 

麦ふみ後は地面が固くなります。

地面が固くなると雨が降った後水が引かずなかなか乾きにくくなります。

そこに雨が降り続くと根腐れを起こす心配があります。

中耕作業は草を抑える効果だけでなく、排水も良くして雨の後でも地面が乾きやすくなります。

こちらも良い事尽くめですね!

 

 

 

 

 

今の時期は晴れたり、雨が降ったりの天気が周期的に訪れます。

雨が降ると外の仕事ができませんので、家で出来る仕事をします。

先日は原農場の人気商品「もち麦」の選別作業を行いました。

 

 

選別用トレーに湯呑み1杯程のもち麦を広げ、混ざっている草の種を取り除きます。

↑上の写真の黒い点が草の種です。

もち麦は原料が紫色で草の種と色が似ている事から、色彩選別機でも取り除くのが困難です。

ですのでこうやって人の手で一つ一つ取り除いています。

え、手作業で!?

手作業なんです!

ご想像通り、めっちゃ大変です(笑)

毎日従業員の誰かが選別してる感じですね。笑

 

先程の中耕作業で草を抑えてはいますが、やはり100%ゼロにはなりませんので収穫時に混ざってしまいます。

草の種がとても小さいならフルイに掛けて落とす事ができますが、同じぐらいの大きさなので困ったもんです!

除草剤などの農薬不使用の有機的管理を行なっているから草の種が混じっていても当たり前の事なのですが、原農場ブランドとしてそこは当たり前にしてはいけないと思いますので一手間加えます!

人の目なので見落としがあるかもしれませんがそこはご了承下さいませ!笑

地味な作業で全然はかどらないですし、肩は凝るわで大変な作業ですが、皆様に喜んで食べて頂けるよう頑張ります!

これからも原農場は、安心安全子供から食べられる作物、製品づくりを行なってまいります!

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