稲作研究会

 

台風10号の被害も無く、その後も台風が九州に来る事もなかったので一安心している所です。

台風通過後は、一気に秋の空気に変わり朝晩が随分涼しく感じられるようになりました。

 

先日「菊池七城稲作研究会」通称「菊七会」が行われ、会員の田んぼを回り生育調査を行いました。

8月以降日照時間が多くなり、気温も平年に比べてやや高めに推移したため生育の遅れは回復したものの、依然として茎数は少ないままでした。(7月の長雨で分けつが進まなかった。)

ですが、全体的に昨年より1㎡あたりの穂数が増えている結果がでました。

不作だった昨年に比べると収量は上がる予想です。

 

 

 

 

原農場で栽培しているヒノヒカリの刈り取り目安は、出穂日から42〜48日、平均気温の積算温度が950℃〜1050℃と言われております。

最初に出穂した田んぼは8月23日でしたので、10月1日頃が刈り取りの目安という事が分かりました。

稲刈りの時期に天候に恵まれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

稲の天敵「ウンカ」の払い落とし調査も行いましたが、依然として大量発生しているようでした。

今の時期に幼虫のウンカが沢山いる場合、稲刈り前に被害が出る恐れがあるようです。

幼虫から成虫になる頃が一番稲の栄養を吸うらしいです。

原農場のウンカの発生状況は「中程度」でした。

被害が出るか出ないか微妙な所ですが、なんとか稲刈りまで持ち堪えて欲しいです。

朝晩が随分と涼しくなりましたので、ウンカの繁殖も少し遅くなるとみられます。

 

 

 

 

 

 

 

田んぼの畔に彼岸花が咲き始めました。

今は彼岸花が生えてくる前に、急いで草切りをしている所です。

ずらりと咲いている様子は綺麗ですね。秋を感じる瞬間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

大豆も実がなり始めました。

相変わらず葉っぱを虫に食べられて穴だらけです…

 

もう少しすると枝豆を食べれるので楽しみです!

 

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